2019,11,15更新
ひらめき☆ときめきサイエンス

実験を通じて学ぶ液晶の科学


活動報告

大分大学理工学部自然科学コース
長屋智之(実施責任者)




日本学術振興会と大分大学との共催事業として,令和元年11月10日(日)に「実験で体験する液晶の科学」を開催し,高校生17名の方が参加しました。  午前中は,「液晶の科学」というテーマで,「液晶の状態」,「液晶の中での光の伝わり」,「光と色」,「TN型液晶ディスプレイの仕組み」,「液晶電気対流」,「液晶の負の粘性(科研費研究)」についての講義を行いました。午後は,簡単な液晶ディスプレイの製作と液晶電気対流の観察,負の粘性現象の演示実験を行いました。参加者は2種類の絵柄の液晶ディスプレイを作成しました。また,科研費を使った液晶電気対流の科学研究について紹介しました。
 最後の終了式では,参加者の感想を述べて頂きました。「液晶について理解が深まった。」「予想以上に楽しかった。」,「また参加したい!」との好評を頂くことができました。この実験を通じて液晶や科学に対しての関心を持って頂くことができたのではと思っています。


問い合わせ先

分大学 研究・社会連携部 研究・社会連携課
後藤史彦 Tel:097-554-7378(直通),Fax:097-554-8557
大分大学理工学部共創理工学科自然科学コース
長屋智之 Tel:097-554-7955(直通),nagaya"@"oita-u.ac.jp ""を除く