HP microserver gen8 を使用しています。iLO4 というリモート管理用の機能があるのですが,これのリモートコンソールの機能が Internet Explorer でないと上手く動かなくて,そろそろ Windows 7 も終わるというので,iLO4 のファームウェアを更新したいと思っていました。検索して探したところ,此処に Windows server 用のツールがありました。ファイルは cp038075.exe という実行ファイルです。Microserver に入っているのは Windows 10 なので,利用条件に合わないのですが,実行すると下図のように解凍するという選択もあります。
解凍した中に ilo4_270.bin というファイルがあって,これがファームウェアです。これを iLO4 のページから読み込みます。
上のキャプチャーは,すでにファームウェアを更新した後の iLO4 の画面です。更新してしまったので古い方はキャプチャーできませんでした。
読み込んでしばらくしたらファームウェアが新しくなりました。登録してあるユーザーやパスワード,IPアドレスなどは初期化されることなく,そのまま移行されました。Alert メイルもやってきました。これも iLO4 の機能です。
以下,ブラウザは chrome です。リモートコンソールは変化しています。いくつか選択肢があるのですが,この中の Java Integrated Remote Console が上手く動きました。
Web Start ボタンを押すとダウンロードが始まります。Java のアプレットというものでしょうか?下図の下の方にファイル名が表示されています。jnlp という見慣れない拡張子。
chrome では,このファイルを開くと,まず警告が来ます。
続行を選ぶと,下図の様にコンソール画面が表示されます。
いま困っていることですが,スクリーンセーバーが起動したときに,なかなか復帰してくれません。その時は Num Lock キーを打ち込んだりして復帰させています。