20260104 教材の使用方法 (ver. 5.20)

3 1月

e-Learning 教材の作成ツールを更新して,SCORM2004 対応としました。それで,あらためてソフトの使用方法等をまとめてみようと思います。なぜこのような仕様になったのか,経緯から書いてみます。

SCORM対応の教材を作り始めた当初は,数式の自動採点を目的としたものでした。そこから対応可能な問題タイプを広げようとして(もともとの興味関心もあったのですが)自由記述に対応することを考えました。最初は数式の自動採点と自由記述への対応は別な教材として作成したのですが,すぐに融合させました。自由記述の採点は手動での後採点です。結合するにあたって,数式の自動採点の場合にも,その採点の後に手動で点数に修正を加えることができるように構成しました。下図は現在の採点の流れの構成です。

図にある STACK というのは,C. Sangwin氏等による数式自動採点を目的としたプロジェクトの名称です。数式の自動採点のところは,その成果を利用させてもらっています。手動採点の点数の方が自動採点よりも優先されます。よくやることとして,自動採点ではゼロ点であるが,まったく回答をしなかった人と差をつけるために,手動で部分点をつけるということをやっています。

手動採点をするということで,採点する誰かを特定する必要があります。それで,それぞれの問題には所有者があります。下図は問題を利用しているところですが,タイトル(グレーアウトしている「粒子の波動性」)のところをクリックすると,アラートが表示されて,教材を採点する人の情報が確認できます。この問題は ryuji-kondo が採点者です。

その為,他の先生の問題を利用する時には,いったん所有者を変更しなければなりません。そうでなければ受講生の回答が他の先生の採点ツールに送られてしまいます。教材作成用のツールで読み込んで,書き出すと自動的に所有者が自分に変更されます。問題バンク(名称は NLportal)から教材をダウンロードする場合にも,自動的に教材の所有者は自分になります。Moodle だと,自由記述であっても問題の所有者など意識する必要はないわけなので,この問題の所有者という考えはこの教材の特徴です。

(20260105 作成中)