RedHat で virtualbox を使いたいと思います。この種の記事を何回も書いていますが。今回は RedHat Ver. 10 を比較的新しいハードにインストールしました。
3台の仮想マシンを動かそうと思って,コア数の多いものにしました。CPU は Core Ultra 7 155H です。Pコアが 6個,Eコアが 10個です。CPU のベンチマークの値が高いですね。LGA2011 の頃の 8コア CPU が 2個あるサーバーなどより高い。
RedHat 10 のインストールは問題なくできました。サポート OS に入ってもいるのですが。それで,バックアップをしようと思って,Clonezilla を使おうとしたのですが,USBメモリから起動しません。Clonezilla の古いバージョンなど,色々な版を試したのですがどれも起動しません。下記のような記事もありました。
何かハードに起因する問題があるようです。それで Clonezilla 以外の他の方法を考えることにしました。
検索してみると ReaR (Relax-and-Recover) というものがありました。システムを保存するもののようで, Clonezilla のようにSSD全体とかではありません。そこは使い方を考えていかないといけないです。最初は先のリンクの例のように,ブート用の DVD イメージ(isoファイル)を作成しました。バックアップデータは SSD に保存します(SSD はパソコンに二つ付いています)。その後 iso ファイルを DVD に焼いて,その DVD から起動させて,システムを復元しました。これは上手くいきましたが,今さら DVD で起動するのもどうかと思って,USB メモリから起動する方法も試してみました。
USB メモリから起動して,バックアップファイル自体も USB に保存する,つまり USB だけですべてがまかなえるようにする例は,RedHat Customer Portal にありました(ログインが必要)。
上記にある例を参考にしてやってみます。
まずは,いろいろとインストールします。以下,ルートユーザーで作業しています。
dnf install rear -y
dnf install syslinux-extlinux -y
USB をフォーマットします。USB が /dev/sdb かどうかは調査が必要です。
rear format -- --efi /dev/sdb
フォーマットが終了すると,USB メモリ上には,パーティションが二つ(ここでは /dev/sdb1, /dev/sdb2)作られます。/dev/sdb1 はブート用の領域?で,バックアップデータなどは /dev/sdb2 に書き込みます。
/etc/rear/local.conf を下記のように編集します。Customer Portal にある例からは,この記事を参考にして BACKUP_URL のところを変更しています。
OUTPUT=USB
BACKUP=NETFS
BACKUP_URL="usb:///dev/sdb2" # Label for sda2. sda1 will contain EFI (FAT FS).
BACKUP_PROG_EXCLUDE=( '/tmp/*' '/var/tmp/*' '/var/crash/*' '/var/cache/*' '/proc/*' '/sys/*' '/media/*' '/mnt/*' )
UEFI_BOOTLOADER=/boot/efi/EFI/redhat/grubx64.efi
SECURE_BOOT_BOOTLOADER=/boot/efi/EFI/redhat/shimx64.efi
この後バックアップを実行しますが,その前にもしシステムが DHCP でアドレスを得ているのなら,いったんこれを手動でアドレスを決定するように変更します。この設定は USBメモリの内容に反映されます。DHCP のままだと,USB メモリから起動するときに,DHCP 関係の機能が動きますが,これが以上に時間がかかります。それで DHCP ではなくて,アドレスを手動で設定するように変更し,それを USB の内容に反映させます。
バックアップを実行します。
rear -v mkbackup
レスキューするときは,USB メモリから起動して,下記のコマンドを打つだけです。
rear recover
USB メモリにすべてを置いた時には,上記のコマンドだけで済みました。SSD にバックアップファイルを置いた時には,いったんドライブをマウントする必要がありましたが,それは local.conf の書き方にも依るのかもしれません。
準備ができたので virtualbox をインストールします。これに関しては前回書いた記事があるので,何か付け加えるものがあれば,続けて書きます(20260824)。