他の欄の入力を利用する

30 10月

次のバージョンの e-Learning コンテンツの話です。

複数の解答欄の入力を用いて,採点する機能を取り入れてみました。下記は,幅,高さ,奥行きから体積を求めるサンプルです。

コンテンツへのリンク

解答欄のうち (1), (2), (3) の欄はとくに判定をしません。そのために「無評価」という判定?を用意しました。下記のコードが (4) の解答欄での処理で,正解を準備する maxima のコードです。

width:studentAnswer[0];
height:studentAnswer[1];
depth:studentAnswer[2];

vol:width*height*depth;

暗黙の仮定として,studentAnswer という配列に,すべての解答が入っています。最後の行の出力が学生の解答との比較に利用されます。。(このコンテンツでは)評価は「相対精度」を用いています。とくに精度を指定していないので 5% の精度で判定します。

実験などで利用することを想定した機能です。測定した値から偏差などを計算する場合に,適切な計算がなされているかどうか検証する場合などを想定しています。以下,他のサンプルです。

コンテンツへのリンク(偏差の計算)

コンテンツへのリンク(線形近似)